校正の授業が半年間あったので、しばらく趣味の古代史勉強会に出席できていませんでした。授業期間も終わり、先週の休日に久しぶりに勉強会に出席できました。
私が入会したのがコロナのはしりの時期で、そのためそれまでは集合研修だったのが、Webのみに切り替わった時期でした。
なので、今まで数回勉強会がありましたが、全てWebで、勉強会仲間とリアルでお会いしたことがありません。昔の人間なので、出来ればリアルでお会いして話がしたいと思っています。今の若い人とはこういうところは感覚が違うのかなと思いますね。
今回は、中大兄皇子について。そう、一昔前は大化の改新、今は乙巳の変というのでしょうか。そのあたりの勉強会です。実は古代史の中でも私が一番好きな、飛鳥・奈良時代のお勉強です。
乙巳の変で討たれた蘇我蝦夷・入鹿を代表とする蘇我一族。日本書紀では世紀の大悪党にされていますが、本当にそうなのか? 今は昔よりは、蘇我氏の功績が認められてきたように思いますが、まだまだ冷遇されていますよね。
首謀者である中大兄皇子と中臣鎌足はクーデターをおこして、たまたま成功したから、それを正当化した「日本書紀」と「古事記」という正史が出来ただけ。
蘇我氏や聖徳太子の時代に編纂された「天皇記」や「国記」は、蘇我総本家滅亡の際に「天皇記」は消失、「国記」は行方知れずになってしまいました。そこには一体どういう歴史が書かかれていたのか?
多分「日本書紀」「古事記」とは違った【歴史】が書かれていたのでしょう。その内容を知ることが出来たら...。そんなことを考えるとワクワクしてしまいます。
もっとも、相方は、「過去のことがわかったからといって、それが何になるの? 未来に活かせるの?」といって、歴史にはあまり興味を持ちません。相方にとっては、よりよい未来にするための学問の方が重要のようです。そういわれれば、古代史なんて本当に個人的な興味だけですけどね...。
いつも、解説してくださる先生は、資料もとてもわかりやすく作成してくださり、2時間があっという間でした。仕事の嫌な会議はとても長い2時間なのに、自分の好きなことは2時間はあっという間です。
とても楽しい時間でした。企画運営してくださいる方にいつも感謝です。
アラ還女子七海でした♪
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