会社では、中途採用の求人を出しています。昔は、求人雑誌に掲載して、直接応募者がコンタクトをとってくる形式でしたが、今は人材紹介会社を通じてお互いやりとりすることがほとんどになりました。
求人側も応募側も、その方がミスマッチが少なくなるというメリットがあります。コロナの影響で、最近ではリモートでの面接も増えています。
私の会社でも、リモートでの面接は行っているのですが、基本対面での面接をお願いしています。
ここ最近かなりの数の面接をしているのですが、リモート面接で合格を出したことはありません。絶対ダメかというと、そんなことはないのですが、合格を出す決め手に欠けてしまうのです。
ある程度の職歴があって、考え方もマッチしていたとしても、服装や身なり、全体の雰囲気など、リアルでしか感じられないものもあり、リモートだけだと判断しかねることが多いのです。
正社員の場合、一旦入社してしまったら、ちょっと思っていたのと違うなとか、想定のレベルより悪かったとしても、会社側から辞めていただくというのは非常に難しいです。
それだけ働く側は法律的にも守られているのです。なので、会社側にとって、合格を出すのは非常に慎重になります。
大体、自分のこれからの人生を左右してしまうような大事な場所なのに、その職場を見ずに面接だけ受けようということ自体、今回の面接に対しては本気度が少ないのかなあと思ってしまいます。
であれば、やっぱりリモート面接の人より、交通費をかけてわざわざ来てくれた人の話を、こちらも真剣に聞こうという姿勢になりますよね。
そして、最近採用に関わっていて思うことは、紹介状についている写真が、実物とずいぶん印象が違うことが多いです。
今風に言うと、「盛る」っていうんですか? 昔から、若干の修正はあったかと思うのですが、昔より今の方が、自分で加工修正しやすいので、みんな盛る盛る😅😅😅
写真を見て、すごい雰囲気良くて美人だなあ、と期待して会ったら「ん? ん~??? 別人か?」と思う人がちらほら。あまり盛りすぎて、期待レベルを上げすぎて、後でがっかりさせるのも考えものですね。
書類選考を通過するのがまず目的なのかもしれませんが。そんな人が3人ほど続いて、どっと疲れました。
別に顔で採用しようとしているわけじゃないのですよ。ですけど、大人になったら、自分の顔にも責任があると思うんですよね。気持ちや感情は顔に現れますから。
3人募集で2名が決定しました。これまで50人以上審査して、会ったのが10人以上かな。後1名決まるまで,まだまだ長いです。
応募者の方が、もちろん緊張もするし、落ちたら傷つくし、大変だと思いますが、面接する側も、応募者の希望時間に合わせて待機したり(最近は現職の人が多いので、19時から希望とか多いのです)、毎回同じ会社説明をしたり、緊張しないように場をやわらげたりと、結構疲れます。
面接される側もする側も同じ人間、お互い頑張りましょうね。
アラ還女子七海でした♪
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